カイロ
『カイロ』(Cairo)は、エジプト・アラブ共和国(エジプト・アラブきょうわこく)の首都である。中世に建設されたナイル川河畔の交通の大切な地点となっている。カイロ首都圏の人口は1525万人で中東地域においても最大の人口である。砂漠気候に位置する都市でありながら、これほど栄えられたのはナイル川の恵みのおかげであろう。古代ギリシアの歴史家ヘロドトスは「エジプトはナイルの賜物」という言葉を残しているように、豊かなナイル川と共に古代エジプト文明を発展させてきたのである。1798年に、ナポレオンがエジプト遠征をしたことでエジプトは近代国家の形成の基盤を作る。フランス軍撤退後、軍人、ムハンマド・アリーが実力によってエジプトの総督に就任し、経済・軍事の近代化を進めて行った。それがきっかけで、イスラム世界における経済などの中心都市であり続ける中東屈指の大都市になったのである。